台北市街地の南東、市役所の南隣に建つ超高層ビルで、高さは509m。台湾でいちばん高い建物です。101の名は地上101階建てだから。完成した2004年当時は「世界一高い建物」でした。竹の節のようなくびれが特徴で、中華風の宝塔をイメージしたものといわれています。節は8段、ひと節は8階分。台湾で縁起の良い「八」にかけているのですね。設計者の李祖原氏は「東方思想を形にした」デザインだと語っています。地下から地上5階まではフードコートやレストラン、高級ブランドのショップなどの商業施設があり、それ以上はオフィスとして使われています。展望台からの眺めも人気で、おみやげなどの買い物と合わせて楽しめます。また年越しカウントダウンでは、「節」から横向きに花火が打ち上げられることでも有名です。
