台湾の定番朝ごはんと言えば豆漿だ。
豆漿とは豆乳のことで、豆漿店と呼ばれる朝ごはん屋さんには、豆乳をはじめ多彩なメニューが揃っている。
まず豆漿は、冷たいもの、温かいもの、甘いもの、塩辛いものから選ぶことができる。甘いものは日本の豆乳のように飲料として、温かいものはスープとして楽しめる。
そして、豆漿にどんな食べ物を組み合わせるかを考えるのも楽しい。豆漿店には肉まん、野菜まん、マントウなどを始め、焼餅と呼ばれるパイ生地のようなパンや、もち米で作ったおにぎり、卵焼き、はたまた小籠包まで置いてあるところもある。筆者が好きなのは甘くてぬるい豆漿と蛋餅(卵焼き)の組み合わせだ。
豆漿店はどこにでもあるので、宿泊先のスタッフに聞いてもいいし、宿の近くを散歩してみて、目に留まった店に入ってみるのも手だ。