台北駅から台鉄で約1時間半、静かな山間の町「十分」。
途中から平渓線に乗り換えて向かうのですが、駅に降り立つと、どこか懐かしい雰囲気の中に、ちょっと雑多なアジアの熱気を感じます。そしてまずびっくりするのがお店の近さ!どことどこが近いのかというと、電車とお店の距離が近いんです!!平渓線は単線なんですが、その1本の線路の両脇にぎゅっとお店が集まっているんです。
たくさんの観光客が十分を訪れる一番の目的がランタン飛ばしです。ランタン飛ばしは、ランタンを空に飛ばすことで先祖のご加護をを祈ることから始まった台湾の伝統的な行事。今でもランタン祭りとして知られるイベントが年に1度行われていますが、そんなランタン飛ばしを観光客が 1年中気軽に楽しめる のが十分というわけです。ランタン飛ばしを体験するには、十分老街に並ぶランタン屋さんでランタンを購入するだけ。あとはランタンに願いごとを書いて、お店の人に手伝ってもらいながらランタンを空に飛ばします。自分の願いが込められたランタンがどんどん空高く上がっていく光景はとても感動的です。十分を訪れたらならぜひとも体験したいアクティビティですね。